幸せ!?メジャー観戦記 by Set East

    第11回 03年2月14日 ニュージャージーネッツVSシカゴブルズ@コンチネンタルエアラインアリーナ

    第12回 03年2月14日 ヤンキースタジアムツアー@ヤンキースタジアム

    第13回 03年4月17日 トロントブルージェイズ@ヤンキースタジアム

    第14回 03年4月30日 マリナーズ@ヤンキースタジアム

    第15回 03年5月23日 ブルージェイズ@ヤンキースタジアム



     第11回 03年2月14日 ニュージャージーネッツVSシカゴブルズ@コンチネンタルエアラインアリーナ


    〜キッドと花子!?〜の巻
    03年2月14日
    ニュージャージーネッツVSシカゴブルズ@コンチネンタルエアラインアリーナ

     マンハッタンはミッドタウンからバスで20分、そこでSE (Set East) を待ち構えていたものは、白い箱という描写がまさにぴったりの代物だった。コンチネンタルエアラインアリーナ−航空会社のコンチネンタルエアラインがネーミングライトを買ったと思しきその白物は、郊外にある建物はこうあるべきだ、とでも主張しているかのようなたたずまいで、人々をその白い息ごと飲み込んでいく。

     入ってみるとそこは先月行ったマジソンスクエアガーデンと同じような作りになっている。自分の席をシートマップで確認し、いざゲートを通り過ぎようとすると、SEの目に、赤いバラを配っている紳士の姿が飛び込んできた。そうか、今日はバレンタインデー。よし、ここでもらったバラを持って帰って、渡そう。そんな邪念を抱いたSEが目の前を通っても、その紳士はまるで意図的に視線を逸らしているかのように、全くこちらに目を向ける様子がない。こっちむけ!こっちむけ!じっと見つめるSE。しかし結局その紳士はこちらを向かず、SEはこちらで男にぶつかる、何て事になってしまう。謝りついでにバラの事を話すと、実はあのバラ、女の人だけに渡されるらしい。周りを見てみると、確かに老若女、例外なく一本ずつキープしている。

     恥ずかしさで赤くなった顔を隠す術もないほどの角度の階段を上り、全シートの中でも最上部に位置する席に腰を落とすと、それを待っていたかのように、試合が始まる。いつも売っているわけではないという、10ドルのチケットにしてはコート全体を見渡せるなかなかの場所で、お買い得感がすでに満ち始めるSE。

     静かな出だしから第一クォーターが終わり、電光掲示板に観客が映し出されると、そこには大きいハート型の枠がくっきり。そしてそこにはキスのリクエスト。最初のターゲットは日本人か中国人らしきカップルで、一番最初だったと言うこともあるだろうが、中々試みない。業を煮やしたのか、カメラは次のカップルへ。ラテン系の彼らは間髪居れずに、ぶちゅ。そして白人カップルもぶちゅ。4番目・・・、と思いきやここでまた初めのアジアンカップルへ。そしたらそしたら、観念してやるかと思いきや、画面上のその女性、お前は山田花子か!と突っ込みたくなるような大きいリアクションでさらに抵抗する。タイミングといい、振りの大きさといい、これには他の観客も大爆笑。この日の主役のうち一人は間違いなくこの女性だろう。

     もう一人の主役は、キッドことジェイソン・キッド。オールスターに出たばかりの彼は、バスケットはほとんど素人と言ってもいいSEでも、そのプレーの凄さがはっきりと分かるほど、尋常ではなかった。パスといい、ドリブルといい、ひとたび彼にボールが回れば試合のリズムが変わると言っても過言ではなく、その影がコートにあるかどうかで、スタンドの空気までもを変えてしまう男だった。

     そんなキッドの活躍が功を奏してか、試合の方はネッツがブルズを72点に抑え、18点差をつけて快勝。地元のファンも大喜び、SEも大喜び、山田花子も大喜びだ(多分)。

    この日を境にすっかりネッツ、引いてはジェイソン・キッドのファンになってしまったSE。と言っても、ヤンキースと一緒にYESネットワークの一員だから、と言うのはその理由の全てではない。



     第12回 03年2月14日 ヤンキースタジアムツアー@ヤンキースタジアム


    〜お先に失礼!?〜の巻
    03年2月14日
    ヤンキースタジアムツアー@ヤンキースタジアム

     真冬のNYを寒々と過ごしていたSE (Set East)に、そのニュースが飛び込んできたのは数日前。ヤンキースからのメールマガジンに、ヤンキースタジアムツアーなるものが紛れ込んでいる。シーズンまで約一ヶ月半、そして松井フィーバーに沸いてる真っ最中のSE。あたかも前々から決めていたかのように、即行でスケジューリングまで済ます。

     そして当日。1日1度のそのツアー、12時集合予定のはずが、なぜかここに来いと言われた場所には誰もいない。仕方ないので、受付の人に聞いてみると、今度は受付のその場所で待ってろと言う。しばらくすると、観光客と思しきカップル、それに案内役と思われる若い男が現れる。えっ、ひょっとしてたったこれだけの人の為に回るの!?SEは何となくいい気分になる。

     ところがどっこい、通路を通って着いたその先には、20〜30人ほどの人が既に「本物の」ガイドの話に耳を傾けている。それによると、そこはプレス席らしく、同じ目線には実況席などがあるという。普段と一味違った角度から見るその日のグラウンドは、幸か不幸か、白い雪にこれでもかと覆われていて、あの嘆息ものの芝生は拝めなかったが、ある意味得した心地になる。

     次に案内された先は、何と何と、選手たち憩いの場、ロッカー。入り口から少しすると仕切りがあり、それ以上先に進む事はできない。それでもある程度中の構造が分かるので、十分選手たちの汗の匂いをたっぷり堪能できる。ガイドは触れないが、松井ロッカーもその時既に用意されてあり、ウインドブレーカーが主人の帰りをいまかいまかと待っていた。SEはもうこの時点でかなりお腹いっぱいだ。が、先方はさらにとんでもないごちそうを用意してくれていた。

     順にその場所に入ってきたツアー客が、例外なく歓声を上げる。SEも感性が高ぶる。その視線に広がった、白一面のグラウンド。皆思い思いに、一列しかないベンチに腰掛け、普段の何倍にも高まっているだろう、空想の瞬間に浸る。ハイ、チーズの時間の後しばらく説明があり、人生で一番楽しい社会科見学はそのクライマックスへ。

     向かったのは左中間後方のモニュメントスペース。そこでは歴代の殿堂入り選手たちが、誇らしげに迎えてくれる。べーブ・ルース、ルー・ゲーリックはもちろん、ヨギ・べラ、そしてレジ−・ジャクソンなど、それぞれの世代で輝いていた英雄たち。ガイドさんもここでは話を手短に終え、ツアー客は我先にと、それぞれ目当ての選手の所へと散らばる。そうこうしている内に時間が来たのか、ツアーガイドはそろそろ次の場所への合図を出す。

     さて、次はブルペンかな、SEは淡い期待を抱いていたが、そうは問屋が卸さない。行き着いた先は、プチ案内役を待っていた出発場所で、時間もちょうど1時を指している。ここでもう解散だったのだが、ガイドさんともう一人が入り口付近にダンボールを持って立ち、何かを配りだした。シーズンスケジュールとチケット代が書かれた、このツアーの簡単なパンフレットと、ヤンキースのチームロゴをプリントしたキーホルダーだ。ヤッピィ!よく見るとその裏には、「Kodak」と目立つように印刷されている。・・・が、ううん、それでもいいんだ、そうつぶやいて球場を後にするSEだった。



     第13回 03年4月17日 トロントブルージェイズ@ヤンキースタジアム


    〜マツイは世界の共通語!?〜の巻
    03年4月17日
    トロントブルージェイズ@ヤンキースタジアム

     さあさあさあ、遂にやってきた今年初の野球観戦。それも初松井(メジャー)と来れば、やり手の八百屋に寄ってらっしゃい見てらっしゃいと言われなくても、目が行くものは決まっている。

     4月にもかかわらず最高気温が7,8度という肌寒い天気の中、SE(Set East)はニットキャップとマフラー、分厚いコートに手袋という完全防備で、スタジアムツアー以来となるかの地、ヤンキースタジアムへと足を運んでいた。席は例の如く、日本のライトスタンドに相当するブリーチャーで、彼のホームランボールを取るためには絶好の場所だ。
     ところが、意気揚々と球場に乗り込もうとしたSEに、のっけから、とんでもない問題が浮上する。この日のSE、所用があったのでナップサックを背負っていたのだが、何と何と、入場を拒まれてしまったのだ。仕方なく、もぎりに教えてもらったバックを預けられると言う場所に行ってみると、何やらお金がいるようだ。財布の中に4ドルしか入っていなかったSEは、ドキドキしながら知らない振りで、何気にリュックを置いて立ち去ろうとする。すると、眼光するどいカウンターの男はさらっと言う。「5ドル。」

     友達に残りの1ドルを借りていよいよブリーチャーに入ると、試合はすでに始まっていた。ヤンキースの先発は、キャンプでの厳しい先発5番手争いに勝ち残ったジェフ・ウィーバー。切れ味鋭いスライダーとピンポイントコントロールで、トロントのバッターをバタバタと打ち取っていく。ウィーバーが順調にアウトを積み重ねていく中、この日のヤンキース打線は寒さのせいか、少し淡白なバッティングでこちらも0行進。
     そんなヤンキース打線に合わせるかのように、猛者がいっぱいのブリーチャー席の観客も、どこで盛り上がっていいのか分からないようで、フラストレーションが溜まっていく。しかし、彼らには強い強い味方がいた。彼が打席に立つと、例えツーアウトランナー無しでも、「マッツゥイ!マッツゥイ!」の大合唱。その盛り上がりに拍車をかけるかのように、ゴジラ人形を掲げた男が最前列を疾走する。
     ツーストライクから迎えた3球目−外角いっぱいのボールに手が出ず見逃し三振に倒れる・・・と、YGマークの帽子を被った男が、間髪居れずに「アイム・ソーリー!」と満面の笑顔を振りまく。ん?誰かに似てるぞ、そう思ったSEは、その顔を見ようと再度確認してみる。や、や、や、あれは確かにお笑い芸人の「誰か」だ(思い出せない!)。だが、そんな「誰か」よりも世界の松井は断然魅力的で、寒さに震えていたSEのコートを脱がしてしまうほど熱くさせるくれる。

     6回裏無死満塁、この回先頭のソリアーノのホームランで最高潮に盛り上がったはずのヤンキースタジアムが、さらにもう一段階ボルテージを上げる。松井をバッターボックスに迎えて、SEが陣取っているブリーチャーは今までの鬱憤を晴らすかのような盛り上がり。ワンボールからの2球目−「$%#@%*@!!!」打った瞬間、言葉にならない声が飛び交う。そして、年齢、肌の色、性別、どんなものも問わず、ただただ皆「マッツゥイ!マッツゥイ!」

     試合の方は、両軍合わせてヒット9本という投手戦ながらも、終わってみれば2本のソロホームランに松井の2打点を加え、4対0でヤンキースの勝利。ピッチャー交代の際には、モンデシーが松井のグローブをブリーチャーの客に持って行こうとするなど微笑ましい一場面もあり、たっぷりゲームを楽しんだこの日のSE。しかし、一つだけ気になった事がある。前に座っていた6、7歳の少女が、母親に向かって、一生懸命「マッツゥイ!マッツゥイ!」と繰り返していたのだ。ああ、松井はもうこんな娘にまで手を出して・・・うれしいような悲しいようなSEであった。



     第14回 03年4月30日 マリナーズ@ヤンキースタジアム


    〜キャー!松井イチローさーん!?〜の巻
    03年4月30日
    マリナーズ@ヤンキースタジアム

     ここはどこ?私はSet East・・・もう慣れたはずの、ヤンキースタジアムライト後方ブリーチャー席。まるで、誰かにどこでもドアを通らされたような錯覚に陥っていた。分かっていた。予想はしていた。そして、SE(Set East)はその時それを実感していた。

     前日から始まった、エドガー・マルティネス率いるマリナーズを迎えての三連戦。シーズン序盤とはいえ、過去10年間にプレーオフで何度も対戦している2チーム。それだけに、この両チームが顔をあわせる時は、レギュラーシーズンにも関わらず、通常プレーオフさながらの雰囲気で試合が進められる。しかし、少なくともこの日に限って言えば、それは全く違った意味合いのものとなっていた。
     少し遅れて到着したこの日のSE。その時試合は既に1回の裏、ヤンキースの攻撃。ダッシュで入り口を駆け抜け、ぱっと広がった青空と共に目に入った光景の中には、バッターボックスに立っている松井がいる。ツーアウト、ランナー1・2塁。打つ前に早く席を探さなくては−焦りながらもすぐに辿り着いたSEは、目に飛び込んできたその席の周りの異様さと、そのあまりの新鮮さに愕然とした。「ヤンキースタジアムで、自分の四方が日本人!」実はSEにとって未体験のこの興奮。そしてそれを落ち着かせる間も無く、松井がタイムリーヒットを打つ。それを受けて喜ぶファン。例えその割合は半々だとしても、今となっては見慣れてきたアメリカ人より、やはり日本人の方に自然と目が行く。そしてその様子は、あたかもこの試合は東京ドームで行われているかのような感覚を導き出す。ついでに、人の前を通るときに普通にすいませんと言って通るところが、何とも言えない懐かしさを誘発する。

     しかし、ブリーチャー席で観戦する際に必ず起こる何かは、ある意味それよりもインパクトがあった。SEより2列後ろに座っていた黒人二人組み。「俺らは、ここで誰かをやじる事に命を懸けてるんだ!」とでも言わんばかりに、彼らは休む間もなく大声を出し続ける。その最たる被害者となったのは、ボストンの帽子を被った若い男とそしてもう一人、SEが敬意を表して止まなかった、白人の若い女性だ。その彼女が席を立つと、吸い込まれるように皆が一斉に注目する。白いTシャツの表にはシアトルのプリント。それだけだったらまあいいだろう。しかし、この勇気あるジャンヌ・ダルクはそれで終わる只者ではなかった。何と、その華奢な背中には、はっきりと「Yankees Suck」と51の背番号付きで書かれていたのだ。ぶったまげた。ほんっとにぶったまげた。さらには、大男の黒人二人組みに突っ込みを入れられた後、即効で「レッツゴー、イチィ!」と切り返すその負けん気。何てこったい。突っ込まれてもただただ笑っていた、シアトルTシャツを着ていた数人の男たちとは大違いだ。

     試合の方は、モンデシーの満塁ホームランと終盤の点の取り合いでそれなりに盛り上がったものの、イチローと松井の活躍を期待していた日本人にとっては、前日に続いて消化不良となる展開。イチローは5打数0安打、松井も初回の弱いライナー性のタイムリー1本のみと、決して盛り上がりまくりとはいかなかった。
     ただ、衛星放送でよく勉強していると思しき、SEの後方に座っていた関西弁の女の子にとってはそれなりによかったかもしれない。キャメロンやバーニー・ウィリアムス、そしてモンデシーの名前もしっかり覚えていて、彼らが打席に立つ度に「バーニーや!」「キャメロンや!」と声を上げていた。しかし、最後の方でしっかり覚えていたはずのソリアーノの打席の時に、「あれ?あれモンデシー?」と聞いていたのは、まだまだ勉強が足りなかったようだ。



     第15回 03年5月23日 ブルージェイズ@ヤンキースタジアム


    〜42ドルのエプロン!?〜の巻
    03年5月23日
    ブルージェイズ@ヤンキースタジアム

     SE(Set East)には、どうしてもこの日に行きたい理由があった。今年に入って松井はもうすでに2度見ている。トロント・ブルージェイズも今季初観戦の際に当たっている。この日の先発、マイク・ムシーナは好きだけど、特別彼が目当てというわけでもない。SEは何日も前から、PCの横に置いてある卓上カレンダーに赤ペンで×印を付けながら、この日をまだかまだかと待っていた。それは、普段10分以下の料理しかしないSEでも欲しくなる、そして実際に球場に行って手にとってみると、来て良かった思わせてくれる代物だった。ピンストライプの上に大きくヤンキースのマークが入ったエプロン(マークの下には、例の如くスポンサーのロゴとキャッチフレーズがさりげなく入っている。このエプロンの場合は食品会社)。そう、これがどうしても欲しかったのだ。
     よく配られる選手のバブルヘッド人形などは、18000人限定とは言うものの、14歳以下と制限が加えられていて、対象からはずれている事が多い。だが、今回の場合は逆に、18歳以上という条件がついていて、普通に考えればまず問題ないはず。しかし、この日は金曜のナイトゲーム。しゃかりきにそのエプロンを狙っていたSEは、着いた時にもしなくなっていたら−そんな不安を隠し切れない。

     が、いざふたを開けてみると、雨が降っていたこともあってか、客の入りはあまり芳しくない様子。となると、SEは当然焦らなくてもエプロンを楽々ゲットする事ができる。そうすると急ぐ必要はなくなり、座席を選ぶ時に時間を気にする事もない。予定では、いつもの通りにブリーチャーに陣取るはずだったが、雨が降っていたのと、この日の午前中にすべてのテストが終わって気分が高揚していたのとで、メインリザーブドMVPという、いくらか雨を防げる、42ドルの席のチケットを散々迷った挙句、買いきる。

     入り口を過ぎると、係員があの美しいエプロンを配っていて、それを受け取って席へ。ヤンキースタジアム初の内野席。そこから見えるグラウンドの景色は、普段よりも明らかに壮大かつ優美で、ブリーチャーからの眺めしか知らないSEを、興奮のるつぼへといざなう。
     そしてプレーボール。ヤンキース先発のムシーナが初回を0点に抑える。その裏には、先頭のソリアーノがセーフティーバントを決めたとか思うと、すかさず盗塁。さらには1死3塁からジアンビが左中間へタイムリー2塁打。これには、この日配られたエプロンを着けながらビール片手のお兄ちゃんたちも、大喜び。

     ところが、盛り上がったのもここまで。2回表に2本のタイムリーヒットで逆転されると、後はただただ単調な時間が過ぎるばかり。

     そんな中、奇跡が起こる。エプロンを着けた男がグラウンドに乱入してきたのだ!この時SEはあまりにも寒いのでコーヒーを買って、ちょうど席に戻っている最中。これには、寒さと試合自体の淡々とした流れに退屈しきっていた観客は大喜び。そしてもちろんSEも大喜び。

     その後、試合はまた淡々と進み、結局6対2でトロントの勝利。単調な流れに寒さが加わり、まさに、金返せ!の試合だったわけだが、目ざといファンは、さすがにそれだけでは終わらない。エプロンの他にも、クレジットカードを申請するだけでもらえる(てきとうな事を書いても大丈夫)、ヤンキースのロゴ付きタオルを防寒のためにゲットし、何とか元は取っていた模様。
     ファンを呼び寄せるだけでなく、つまらない試合をした時の保険としても、配り物プロモーションは今日も行くのであった。


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