嵐と地震とエンジェルズ by 3:16
第1回 カリフォルニアリーグをみよう!(Mar 13, 2002)
第2回 レイクエルシノア・ストーム(Mar 20, 2002)
第3回 ランチョクカマンガ・クエイクスだよ(Apr 01, 2002)
第4回 SDSUトニーグイン!@ストーム(Apr 15, 2002)
第5回 州立フルートン大タイタンズ(May 06, 2002)
(第1回) カリフォルニアリーグをみよう!
なぜ、メジャーリーグのプレイヤー達は「kid」と呼ばれ、ランディ・ジョンソンやカート・シリングの歳になっても、「リーサル“boys”」などと呼ばれているのか?
なぜアメリカの球場では、どこもあんなに地元びいきなのか?
アメリカのビジネスマンは、どうして当たり前のようにフットボールや野球の話をする人が多いのか?
どうしてあんな、ミッチ・ウイリアムスみたいな毎回転びながら投げるようなフォームのピッチャーを、誰もどのコーチも直さないまま、メジャーのそれも堂々のクローザーにまでなっちゃうのか?・・・・・・??
私がこの連載で、みなさんにこれからご紹介していこうと思っているチームは、というよりもむしろ、今シーズンを通じてこの二つのチームにみなさんがもし少しの興味を持っていただいて、私と共にわずかな時間を共有して下さったら楽しいかもしれないな、と思っていますチームは、マイナーリーグ、シングルAのカリフォルニアリーグに属するところの、レイクエルシノア・ストームと、ランチョクカマンガ・クエイクスという2つのチームです。
アメリカのNational Pastime、ベースボールというスポーツは、地域と、そしてファン達ととてもとても深いところで関わっています。まずはこの2チームをきっかけに、私はみなさんへの紹介をしながら、アメリカの野球のそうした部分に少しだけでも徐々にでも、踏み込んでいけたらなぁ、なんて思っている訳なんです。
メジャーリーグを頂点とするアメリカの野球の、本当に広い裾野の拡がりを、底知れぬ魅力を、少しだけでもお伝えすることができたら、と思って楽しみにしています。
そうですね、例えば・・・、
朝から国技館へ出向き、まずは序の口の取り組みから入る。四股を踏み方を見て、立会いでの踏み込みの鋭さを予想してみたり。段々とレベルの上がっていく取り組みにワクワク。その傍ら、内容をよく聴くと結構面白いけど、なかなか聞き取るのがむずかしい相撲甚句なぞも存分に堪能。
部屋付きの茶屋特性の弁当に舌鼓を打ち、やがて幕入り後の取り組みが始まる頃にはすっかり一端の相撲観戦玄人おやぢみたいな気持ちになっちゃって、立会いの迫力、さすが幕内力士のあまりの迫力に改めてびっくりするような、そんな体験をして初めて、また改めて「ああ、お相撲っていいなぁ。」って思う。
大相撲ダイジェストも悪くないけど、ダイジェストでは決して味わえない、ゆとりある楽しさ。
ある日序の口での取り組みを見たお相撲さんが、十両に上がってついに関取になった時の喜びたるや!
日本での体験に例えるなら、きっとこんな感じです。
レイクエルシノア・ストームは、2000年までエンジェルズの傘下のチームで、2001年からパドレスの傘下になりました。ランチョクカマンガ・クエイクスはその逆です。
私の大好きなエンジェルズにゆかりの深ーい深ーいチームって訳です。
その上、この2チームのホームグラウンドは地理的に、それぞれメジャーの球場から、ほぼ車で40分内外の近隣に位置しているため、メジャープレイヤーのDL明けのリハビリ調整などによく使われておりますので、シングルAとは言っても、実はちょっと特殊な状況下にあるんです。例えば、昨年は、長谷川投手、ティム・サーモン、アダム・ケネディ、ベンジー・モリーナなどがクエイクスでプレイしました。
チームのベースボールカードにも、ちゃんとクエイクスのユニフォームを着た4人が登場しているんですよ。
次回は・・・、
歴史的に、干上がってしまったり洪水したりを繰り返している湖、レイク・エルシノアと、その周辺の街並みの様子、岸辺にあるストームの本拠地、ザ・ダイヤモンドなどについてレポートする予定です。
(Mar 13, 2002)
(第2回) レイクエルシノア・ストーム
レイク・エルシノアという、なぜかフランス語っぽい名前の湖は、ロサンゼルスとサンディエゴの両ダウンタウンから丁度75マイルずつ離れた中間地点、フリーウエイの15号線沿いにあります。
3000エーカー、東京ドームのグラウンドが約1000個作れるぐらいの面積で、北西から南東にやや長四角の形。スカイダイビングや、ジェットスキー、ウインドサーフィンなどのメッカなのですが、今年は水位が下がりすぎていて、ボート類は全て禁止になってしまいそうです。
1954年からの10年間、全く干上がってしまったために、64年コロラド川の水を流し込んで復活させますが、今度は80年、83年には洪水。90年にはまたまた殆ど干上がってしまい、魚もみんな死んでしまったそうです。95年のエル・ニーニョによって今度はまたまた洪水の心配をしなくてはならなくなり、今また干上がる危機に面しています。88年からプロジェクトが組まれて、何とかコントロールしようと試みられていますが、自然の力にはまだ勝てません。みんな心配しています。
オールドダウンタウンは、湖の東北部分のほとり、旧ルート103号(現インターステイトフリーウエイの15号)との間にあります。アメリカにしてはちょっとヨーロッパ調の街並みで、リゾート地として発展した雰囲気は、小さな軽井沢のよう。
とはいえ、夏の気温は華氏110度(セ氏43度)近くに上がり、野球のデーゲームもとても出来ませんから、避暑地ではありません。
ストームの本拠地、ザ・ダイヤモンドは、94年にオープンしたばかりの、非常に美しい球場です。チームのオフィシャルHPに写真があります。
一番下にある、嵐の目がにらんでいるロゴが、チームロゴ。キャップの額にも、このマークが入ります。子供にも大人気。
ホームゲームでは、黒のキャップに目玉がついてつばが赤いものか、またはロゴが雲と稲光の古いデザインのものに入れ替わったパターンのどちらか、アウェイでは、オールブラックで目玉のロゴか、オールレッドのもののどちらかが使われることになっています。
どちらを選ぶかは、その日のゲームの先発投手の好みで決まるんですよ。殆どのメンバーは、黒いのを好んでいるそうです、強そうだから。
シーズンに入ったら、可愛いダイヤモンド・ガールズにも注目しましょう!
今年のストームの注目プレイヤーを少し紹介しましょう。
● Xavier Nady1塁手:
00年ドラフト2位。肘を痛めたため、DHでの起用を考えて、シングルAのストームでプレーすることになっていますが、シーズン途中でのメジャー昇格があってもおかしくない程の実力、彼も既にスーパースターです。
● Mark Phillips投手:
00年ドラフト1位。ちょっといかつい顔の豪球左腕。ものすごく荒削り。
● Oliver Perez左腕投手:
99年ドラフト外FA入団。やさ男風の左腕投手。線が細いのがなんとも頼りないんですが、ピッチングセンスや度胸には、卓越したものが感じられます。
● Ben Johnson外野手:
カーディナルス(99年ドラフト4位)からトレードできた中距離ヒッター。
さぁ、シーズンインが楽しみです。
次回は・・・、
オンタリオ・ミルズといえば、巨大ショッピングモールとして日本でも有名だけど、すぐ隣にあるのに誰も知らない、クエイクスの本拠地ザ・エピセンター、10周年記念を迎えるクエイクスのチケット・ピックアップ・パーティーや開幕後のチームの様子などについてレポートする予定です。
(Mar 20, 2002)
(第3回) ランチョクカマンガ・クエイクスだよ
ランチョクカマンガ・クエイクスは、1993年に今のザ・エピセンターに本拠を移して以来、今年10周年を迎えました。それ以前、このチームには1966年にサンフランシスコ郊外のロディというところにフランチャイズが出来て以来の歴史があります。現在までにメジャー延べ8チームの傘下に入ったことになります。ランチョクカマンガは、日本でも有名な巨大ショッピングモール、オンタリオ・ミルズのすぐ北の町です。モールから球場まで、実は両方がちょうど市境近くにあるため、車で5分とかかりません。
ランチョは、スペイン語で「大牧場」の意味で、クカマンガは、ネイティブの言葉で、「砂の多い土地」という意味だそうです。クエイクスという名前は、ファンからの公募で付けられました。投票した6人の方々、さぞかし誇らしいことでしょう。
ザ・エピセンターも、とても美しい漆くい塗りの球場で、周辺はスポーツコンプレックスになっており、球場のすぐ脇には4つのソフトボール場が並び、美しいゴルフ場まで備えています。
さて、さる3月17日、オープン戦で野茂投手を含め各チーム全員が緑のキャップを被ってプレーした、セント・パトリックデイの日に、ザ・エピセンターで行われた、チケット・ピックアップ・パーティーなるものに参加してみました。10周年で、初めての試みだったようです。球場にくっ付いている、パビリオンと呼ばれているエリアがパーティー会場。「赤い絨毯でお迎えします!」の招待状に??と思っていましたが、ちゃんと敷いてありました、ちっちゃいのが!
さすがにシーズンチケットホルダーと、ミニプランと呼ばれるセットチケットの所有者が集まる催しだけあって、クエイクスグッズや、古いエンジェルズグッズを身に付けた、年季の入ったファンがズラリ。用意されたホットドッグやサラダ、飲み物などはどれもフリーで、わいわい、がやがや。
今年の球団職員の紹介があり、シャツの抽選会などが催されました。
「1993年からだから、まだ今年は10周年じゃないわよ。アニバーサリーって言うのは満でするものよ。」と本物の球団職員に突っ込みを入れるおばさんがいたり、なんとも“ご近所”な雰囲気。
別な職員のおばさんが、「ちょっと、今日は12時までだったかしら?それとも2時まで?」
近くにいたおじさんが、「今日は2時までのはずだよ。案内にそう書いてあった。」
すると、「あら、もう食べ物も飲み物も何もなくなっちゃったじゃない。まぁ。」
・・・おいおい、「まぁ」って、それだけかい!
パーティーは予定よりも大盛況だったため、10時から午後2時までの予定が、12時にはすっかり食べ物もなくなってしまい、お開きに。
今年のクエイクスの注目プレイヤーも少し紹介しておきましょう。
Francisco Rodriguez投手:
98年ベネズエラからドラフト外FA入団。小柄なピッチャーですが、なんと100マイルの速球を投げます。高速スライダーもいいのを投げるし、チェンジアップも投げるのですが、二十歳とまだ若いので、ピッチング自体の組み立てと、細かいコントロールがまだまだ。でも、小気味のいい、楽しみなピッチャーです。
Jared Abruzzo捕手:
00年ドラフト2位。イタリアチックな名前ですが地元サザンカリフォルニアはサンディエゴの出身。スイッチヒッターで、パワーはありますが、三振も多く、荒削りです。
Albino Contreras外野手:
双子の兄弟Sergioも、エンジェルズ傘下に居ます。ともに外野手。
次回は・・・、
4月3日、今年からトニー・グインがヘッドコーチに就任したSDSUアズテックスが、ザ・ダイヤモンドにやって来てストームと行うエキジビション・マッチでシーズンオープン!の模様と、夏時間開始の日の4月7日、クエイクス対ハイ・デザート・マーベリックス(ブリュワーズ傘下)戦の様子についてレポートできる予定です。
(Apr 01, 2002)
(第4回) SDSUトニーグイン!@ストーム
平日の水曜日だと言うのに、仕事を5時早々に切上げ、一路レイクエルシノアへと車を飛ばして駆けつけた理由は、他でもありません。
実はこの日(4月3日)、シーズン開幕前日にして、ストーム対SDSU(州立サンディエゴ大)アズテックスのエキジビションマッチが行われたのです。
SDSUは、本「ぼーる通信」でも著書の翻訳が紹介されております天才バッターの、トニー・グインが昨年限りでパドレスを引退し、今年からアシスタントコーチとして就任した大学なのです。
チームの公式HP。
もう、みんなシーズンインが待ちきれないし、パドレスの英雄がやって来るんですからね!この日はちょっと寒かった、なんて言っていられません。
トニーの息子のアンソニー君が、新入生としてベンチに入っていました。まだ若いので、チームではボールボーイ的なのをやらされていましたけど、僕らお客さんからはすごい人気者でした。
気付いていないお客さんもいたみたいですけれど。
そしてプレイヤーの交代をアンパイアに告げに行くのは、トニー・グイン!
あまりの貫禄に、私はすっかりヘッド・コーチに就任したのかと、間違えていました。
ゲームの方は前々回ご紹介した、さすがの’00年ドラフト2位、Xavier Nady DHの逆転3ランでストームが圧勝でした。ちょっと格が違う感じ。もしかしたらシーズン後半にも、メジャー入りがあるかもしれません。
4月11日、今度はレイクエルシノア・ストームの、サンベルナルディーノ・スタンピード(シアトル傘下)を迎えての、ホームでの開幕戦に行って来ました。
今日のお目当ては、もちろん待ちに待った開幕ゲームと、昨年(’01年)ドラフト1位のJake Gautreau 2塁手。
それともう一人、USF(サンフランシスコ大)で大活躍、注目を集めていたTaggart Bozied1塁手。USFではサードでしたが、’00年成績の打率.353長打率.694は脅威的です。
席は1塁側ダグアウトのすぐ横、フィールドに近い席だったんですが、フェンスがプレイヤーの腰の高さぐらいまでしかないから、飛んでくるファールボールが、怖いのなんの。
グローブ持っていって、しかもゲームを良く観ていなくちゃぁ、危ないです。
大人の私が怖いんだから、子供なんて、ねぇ。
その代わり、臨場感抜群です。
私が座ってる目線、プレイヤーの目線と変わらないんですもの。
Jakeの方は意外に小柄なハンサムボーイで、この日はバッティングに冴えがありませんでしたが、俊敏な守備には非凡なものがありました。Tagの方は巨漢で、足はすこーしX脚気味のいわゆる太る素養充分な感じで、上体はがっしりしてちょっとボリュームがあります。
眼鏡をかけていまして守備はもたもたしていますが、スイングは鋭いのなんの。
ゲームの方は、なんと、Xavier NadyとTagのアベックホームランも出て、またまたストームの圧勝!さすが、昨年の覇者だけのことはあります。
この日たまたま、レフト外野側に位置する、バーベキューレストラン席には、なんと元パドレスのエースで76年サイ・ヤング賞ピッチャーの、ランディー・ジョーンズ氏が見に来ていました。
ちなみに、ストームの監督さんは、パドレス、カージナルスで活躍し、最後エンジェルズでもプレイした、LA出身のジョージ・ヘンドリックス氏。ピッチングコーチは地元州立フルートン大出身で、カブスで活躍したマイク・ハーキー氏で、ヒッティングコーチは、ブリュワーズでポール・モリター氏やロビン・ヨーント氏とともに主軸を打っていた、これまた地元オレンジ出身のロブ・ディアー氏なんですよ。
次回は・・・、
今度はランチョクカマンガ・クエイクスのゲームの注目プレイヤーリポートと球場内の様子、それに、CS Fullerton(州立フルートン大)タイタンズについてリポートをお届けする予定です。
(Apr 15, 2002)
(第5回) 州立フルートン大タイタンズ
木曜日の夜、オレンジカウンティの、ジョン・ウエイン空港に降り立った人物、私の大学の後輩で、硬式野球部の元不動の4番打者、そして目黒区Aリーグに所属する草野球チームの不動の4番打者として今でも活躍中のE君が、GWを利用してはるばる日本から訪ねて来てくれました。
今回の旅行でも既に4都市目。彼は仕事が忙しい中、工面して休みを取ってはメジャー観戦にいそしみ、新旧既に35のメジャーの球場を訪ねている、つわものです。彼がはじめて、10年ちょっと前に私と一緒に西海岸を観戦旅行したのが、つい昨日のよう。
ついでに私も1日休暇を取り、金曜日にエジソンフィールドにて、4-0でトロント戦に勝ったエンジェルズの勝利の花火を観賞したのを皮切りに、彼と一緒に野球探求の週末へと繰り出しました。我々のお目当てはこれからです。
土曜日の昼は、ノースリッジ大をホームのグッドウインフィールドに迎え撃つ、州立フルートン大タイタンズのゲーム。
実はこの、うちの近所の大学チーム、全米でも有数の名門チームなのです。全米チャンピオンにも度々輝いていますし、昨年の勝率も.727!
フィル・ネイビン(SD)、ジェレミー・ジアンビ(OAK)、ブランドン・ダックワース(PHI)、マーク・コッツェイ(FLA)、アダム・ジョンソン(MIN)、マイク・ラム(TEX)、マット・ワイズ(ANA)、過去にも、カブスで活躍したマイク・ハーキーの他、グレッグ・マシューズ、ダン・ノールティ、ティム・ウォラック、ダン・ブーンなど、数々のメジャーリーガーを生んでいます。卒業生ではありませんが、ジム・エドモンズ(St.L)、ポール・アボット(SEA)もフルートンの出身、また、俳優のケビン・コスナーもここの大学の出身で、よくOB戦などにも顔を出すんだそうですよ。
チームの公式HP。
昨年のドラフトでずいぶん有力プレイヤーを引き抜かれてしまったタイタンズですが、今年も52勝19敗で頑張っています。
2001年、アストロズにドラフト3位指名で入団した、カーク・サールース投手には注目してください。大学通算33勝22セーブ、アダム・ジョンソンに次ぐ358奪三振をあげている逸材です。
現在の主力メンバーを何人かご紹介しましょう。
Darric Merrell投手:
00年ヤンキースにドラフト20位で指名されたこともある、タイタンズのエース。90マイル前後のストレートと、低めに集めるいいコントロールを持っています。金属バット相手だと、ちょっと球が軽いかな。
Shane Costa右翼手:
00年ドラフト37位でタンパベイから指名。コンスタントに鋭い当たりを放つリードオフマン。
Chad Cordero投手:
00年サンディエゴから26位で指名を受けたリリーフエース。低い姿勢から、まさに低めに伸びてくる速い球を投げる、度胸満点のピッチャーです。
ここまでの3人は、プリシーズンのオールアメリカンに選出されています。
Goeff Comfort外野手:
98年、99年にそれぞれ、シアトル、オークランドからドラフトで指名を受けた、タイタンズ主砲です。一昨年から、故障がちで力を出せていないのが残念。
Nick Fitzgerald一塁手:
エクスポズ、エンジェルズなどで活躍したMike Fitzgerald捕手の甥っ子です。
Kurt Suzuki捕手:
日系ハワイアンを両親に持つ、ハッスルキャッチャーです。同じ姓を持つ、イチローに会うのが夢なんだとか。
そうそう、忘れちゃいけませんが、このチームのアスレチック・トレーナーは、日本から留学に来ていらっしゃる方なんですよ。
グッドウイン・フィールドに見にきているお客さんは大学関係者ばかりかと思いきや、地元の常連の人たちがたくさんいらっしゃいます。みんないつも、あの人はあの辺、この人はこの辺って具合に、見た顔ばっかり。みんな好きだなぁ。
E君が気が付いて教えてくれたんですが、相手のノースリッジ大のプレイヤー達が、最新型のバカッ飛びバットを使用していたのに対し、タイタンズのプレイヤーが使っていたバットは古いタイプのものばかり。予算ないのかなぁ?
私たちも、学校の売店で帽子を買い応援したのですが、ゲームの方は延長の末、あいにくこの日はエースMerrellの先発にも関わらず負けてしまいました。
実は最後まで見られなかったんですよ。次のゲームが控えてますから!
次回は・・・、
E君との観戦はレイクエルシノアへと続きます。
大学野球を観戦した後は、友人宅の誕生日パーティーにちょこっと出席して、今度は一路車を飛ばしストームの応援に!
Xavier Nady Dayと銘打ったこの記念ゲームの様子を、お伝えいたします。
(May 06, 2002)
第6回〜10回はこちら。